背景と目的
プロジェクト背景
サービスにおける価値とコンテキスト
- 受給者がサービスを使用する文脈において生まれる文脈価値が重要
- 文脈価値はコンテキストより規定される
- コンテキストとは、ある場の構成要素とその関係に対する主体の認知の結果
- 効果的な価値実現には、コンテキストに応じたコンピテンシーの適用が必要
- 文脈価値は、提供者と受給者の相互作用により共創的に価値を創造する価値共創により実現
問題設定
コンテキストは、客観的に規定されるものではなく、ある状況における主体の認知に依存
同一のサービスにおいても、提供者と受給者間でコンテキストに相違が生じるため、価値共創の実現が困難
提供者と受給者間でコンテキストの共有・すり合わせを行う必要がある
高等教育の現状
- 高等教育の質的変換
- 受動的な学習から、能動的な学習へ
- 高等教育における問題
- 教育内容の多様化と学習者の学力幅の拡大
- 必要とされるコンテキストの個別性、状況依存性の高まり
プロジェクト目的
プロジェクト目的
- サービスの提供者と受給者が互いのコンテキストを共有するための方法論の確立
- 価値の共創に貢献するコンピテンシーの獲得と適用に関する研究基盤の構築
見出し
- コンテキストの共有を実現する能力概念としてリテラシーを導入
- リテラシーにおける中核能力であるメタ認知能力に基づく価値共創モデルを提案
- 価値共創モデルの実施を支援するために以下の具体的成果物を創出
- 学習状態マップ
- 学習状態マトリクス